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RE′DE′STU(リ·デ·スタ)┃フォトリアル醤油皿-enman-

  • # 工芸
  • 写真:RE′DE′STU(リ·デ·スタ)┃フォトリアル醤油皿-enman-
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食卓に驚きと楽しさと笑顔を!絵が浮かび上がる魔法の醤油皿

醤油を入れると写真のようにリアルな絵柄が浮かび上がる、不思議なお皿。『フォトリアル醤油皿-enman-』は、最先端のデジタル技術と、日本伝統の職人の技を融合して作られています。食卓に並べれば、笑顔が増え、会話も弾むはず。醤油はもちろん、餃子のたれやオリーブオイルを使いたい時にもぴったりです。

SNSで火が付き世界中から注目 3Dプリントの会社が作る醤油皿

SNSで火が付き世界中から注目 3Dプリントの会社が作る醤油皿

醤油を入れると浮かび上がってくる、写真のようにリアルな絵。美しい富士山、荘厳な大鳥居、愛らしい柴犬や子猫……、食卓に「わぁ!」「すごい!」「かわいい!」という歓声が上がり、思わず笑みがこぼれます。この不思議な醤油皿を作っているのは、広島市安佐南区にある『RE′DE′STU(リ·デ·スタ)』。3Dプリント技術を使い、思い出をリアルなフィギュアにしたり、思い描いているアイデアを形にする会社です。

これまで、人やペットのフィギュア作成、写真を使ったレリーフ作成、イラストや図面から3Dデータを作成するなどのサービスを行ってきましたが、2018年にオリジナル商品『フォトリアル醤油皿-enman-』を発売。遊び心あふれるユニークなお皿は、2019年にTwitterで話題になると瞬く間に拡散。海外メディアでも取り上げられ、「天才的なアイデア!」「クール!」と世界中から注目を浴びます。最新のデジタル技術を用いて作られた醤油皿は、2021年12月27日に特許を取得。広島発の新たな技術が3D業界に新風を吹き込んでいます。

3Dプリント技術を応用して 日常で使えるアイテムを!

3Dプリント技術を応用して 日常で使えるアイテムを!

『フォトリアル醤油皿-enman-』が生まれたきっかけは2017年。同社スタッフの「3Dプリントはニュースなどで耳にすることはあっても、一般的にはまだまだ遠い存在。日常使いできるアイテムを作れば、身近に感じてもらえるのでは」との思いから始まりました。写真のエンボス(浮き出し)加工をしていた際に、「この技術を応用できるんじゃないか。醤油の濃淡を使って、お皿の上で写真を再現してみよう」と考え、すぐに3Dデータを作り、プリンターで造形してみたそうです。

醤油といえば“和”。まずは日本らしい絵柄をと、モチーフは富士山に。「底面に彫った凹凸部分に醤油を流し入れることで、色の濃淡が生まれ、絵柄が浮かび上がります。3Dデータは、写真をパソコンで加工して作成しますが、写真の明度を調整し、凹凸の高低差を作るのが難しいんです」とCADオペレーターの中村明日香さんが教えてくれました。作成した3Dデータは、高精細な3Dプリンターを使って出力。醤油皿の原型を1つ出力するのに、およそ8時間もかかるそうです。

最先端のデジタル技術と 日本伝統の職人の技が融合

最先端のデジタル技術と 日本伝統の職人の技が融合

出力した原型は日本六古窯の一つ、愛知県にある瀬戸焼の窯元へ送られ、職人さんによって石膏型が作られます。石膏型に白磁の泥を流し入れ、乾燥、焼成、釉薬塗布、本焼きを経て完成。透明の釉薬を薄がけにすることで、底面の凹凸がきれいに浮かび上がるそうです。ひんやりとした感触と、透き通るような白色が特徴の白磁は、醤油映えもバッチリ!

職人さんとのやり取りは、醤油皿を企画した前任のスタッフが行ったそうですが、「話し合いは1年ほどかかったと聞いています。歴史ある窯が、私達と一緒に新しいことに挑戦してくださるのはありがたいですよね」と中村さん。最先端のデジタル技術と、日本伝統の職人の技が融合して作られたお皿は、『フォトリアル醤油皿-enman-』と名付けられました。「-enman-」と付けたのは、この醤油皿が食卓に驚きと楽しさと笑顔をもたらす存在になってほしいから。家族が集まる食卓に並べれば、笑顔が増え、会話も弾み、家庭円満になるはずです。

瞳や毛並みをリアルに再現! 新柄の「子犬(柴犬)」が登場

瞳や毛並みをリアルに再現! 新柄の「子犬(柴犬)」が登場

発売以来、「逆さ富士と桜」「嚴島神社の大鳥居」「子犬(ハスキー)」「子猫」の4柄を展開。そして2021年11月、待望の新柄「子犬(柴犬)」が登場しました。デザイン、3Dデータの作成、原型の作成を担当したのは中村さんです。「お客様からの声で生まれた絵柄です。元々が茶色なので、写真にコントラストを付けるのに苦労しました。愛らしい表情やつぶらな瞳、ふわふわの毛並みはできるだけ再現しました」。三重県の美術系の高校を卒業し、広島市立大学芸術学部に進学、7年間、彫刻を専攻していた中村さん。

柴犬のかわいさをアップさせるために、瞳の中にキラキラと光る部分を作るなど、造形には細部にまでこだわりをみせます。「今後は、もっと絵柄を増やしていきたいですね。今回、動物を作ったので、次は景色がいいかな。醤油を入れて美しく映える景色を探しているところです」と目を輝かせます。次はどんな絵柄がお目見えするか、今から楽しみですね。

RE′DE′STU(リ·デ·スタ):広島県広島市安佐南区祇園1丁目15−2 谷本ビル 2f

購入は福屋オンラインストアから アイコン:買い物カート

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