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時計塔フーズ┃青唐辛子醤油

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  • 写真:時計塔フーズ┃青唐辛子醤油
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辛みの向こうに広がる深いうま味 広島県産食材で仕上げる万能薬味

広島県尾道市向島にある「そば処 時計塔」。蕎麦と共に並ぶ看板メニューとして提供されるおでん。その薬味として添えられているのは「時計塔フーズ」が作る「青唐辛子醤油」です。青唐辛子、醤油、いりこといった広島県産食材で仕上げる万能薬味は、癖になる味で多くのファンをとりこにしています。

尾道市向島の蕎麦店で提供される おでんの薬味として誕生

尾道市向島の蕎麦店で提供される おでんの薬味として誕生

「時計塔フーズ」の『青唐辛子醤油』は、広島県尾道市向島にある「そば処 時計塔」で誕生しました。時計塔という店名は、店の建つ小高い丘に昭和30年代半ばまで、造船所で働く人や地域の人に時間を知らせる時計塔があった場所であることに由来します。店を営むのは、元高校教師の宮地浩さん。「蕎麦を食べるのはもちろん、蕎麦屋の持つ雰囲気も好き」と話す宮地さんが、第二の人生として選んだのが蕎麦打ちの道でした。ふらっと立ち寄った店で蕎麦打ち体験をしたことをきっかけに蕎麦の世界に夢中になり、その後修業を重ね、尾道水道を臨む実家のあった場所に、2018年「そば処 時計塔」をオープン。

国内産の蕎麦の実を自家製粉し、打ちたて、茹でたてを提供する蕎麦を、窓の外に広がる開放感たっぷりの景色を眺めつつ味わうことが出来ます。そんな自慢の蕎麦と並んで人気を誇るメニューが、おでん。大根や豆腐、こんにゃく、筍など、具材の薬味として提供していたのが、自家製の『青唐辛子醤油』です。あまりの美味しさに「瓶詰めにして売ってほしい」というお客様の声が多数上がりました。そこで宮地さんが大学院時代の旧友と「時計塔フーズ」を立ち上げ、商品化。蕎麦屋で生まれた隠れた逸品を、家庭でも楽しめるようになりました。

おでんに辛子でなく『青唐辛子醤油』 そのルーツは庄原市東城町にあり

おでんに辛子でなく『青唐辛子醤油』 そのルーツは庄原市東城町にあり

おでんの薬味といえば、一般的には辛子を思い浮かべる人が多いと思いますが、なぜおでんに『青唐辛子醤油』を薬味として採用したのでしょうか。そのルーツは、宮地さんが30年以上前に教師として最初に赴任した庄原市東城町にあります。当時、足繁く通っていた飲食店で、おでんに添えて出されていたのが、東城町で多くの人に親しまれている青唐辛子醤油でした。ピリリとした辛さの向こうに感じる深いうま味。この味を忘れられなかったという宮地さん。

開店にあたり、蕎麦屋では蕎麦と一緒にお酒を楽しむ人も多いことから、「何かお酒のアテになるメニューを」と考え、一番に思い浮かべたのが、あの青唐辛子醤油を添えたおでんでした。そこで、広島市に転勤になった後も度々通っていた東城町の店の店主に「作り方を教わりたい」と相談すると、「全然特別なことはしとらんよ」と言いながらも快く作り方を教えてくれたそうです。宮地さんは、教わった基本的な作り方をベースに、独自の青唐辛子醤油作りを始めました。

生産者の顔が見える食材にこだわり、 独自のブレンドで理想の味を実現

生産者の顔が見える食材にこだわり、 独自のブレンドで理想の味を実現

青唐辛子醤油は、醤油に刻んだ青唐辛子といりこを漬けた薬味です。材料はいたってシンプルではありますが、宮地さんが苦労したのは辛味の表現でした。どんな青唐辛子であれば理想の味になるか、全国各地の品種を取り寄せては試作を重ねる日々。そんな中、知人からの紹介で出会ったのが庄原市東城町でさまざまな唐辛子栽培をおこなう『吉岡香辛料研究所』でした。そこから仕入れた数種類の青唐辛子をブレンドすることで、理想の味を実現することに成功。地元産であることも決め手となりました。実は、代表を務める吉岡さんの父親が高校教師時代の同僚だったことも分かり、「東城町との縁を感じましたね」と宮地さんは話します。

唐辛子の他に使用する材料も、「生産者の顔の見える食材を使いたい」と、広島県産にこだわっています。唐辛子の風味を引き立てるのは、蕎麦のつゆにも使用する、福山市松永町『寺岡有機醸造』の濃口醤油。また、尾道市東尾道『カタオカ』の瀬戸内産いりこのだしが、うま味をぐっと深めます。青唐辛子、醤油、いりこ。この3種の材料の絶妙なバランスが相まってはじめて、程よい辛味とうま味が後を引く『青唐辛子醤油』が完成するのです。

思わずはまる、癖になる味 いつもの料理にアクセントを

思わずはまる、癖になる味 いつもの料理にアクセントを

本サイトの「お客様のお声」にも「青唐辛子醤油の味にはまっています」と寄せられた通り、宮地さんが目指したのも「癖になる味」でした。「私が東城町で青唐辛子醤油のとりこになったように、当社の青唐辛子醤油の味にはまっているという声を聞くと、とてもうれしく感じますね」と話します。そんな、思わずはまってしまう味わいが魅力の『青唐辛子醤油』。おでんの薬味としてはもちろん、さまざまな料理との相性も抜群です。

刻んだ青唐辛子がたっぷり入っているので、食べる薬味として楽しめるのも特長。宮地さんに、おすすめの食し方をお聞きしたところ、「ステーキにかけると、肉の脂をさっぱりと包んでくれて、美味しいですよ」と教えてくれました。また、「肉まんを2つに割って、たっぷりかけるのもおすすめです」とのこと。肉汁との相性が良いので、シュウマイにもぴったりだそうです。パスタやピザといった、洋風の料理にも合う万能さも頼りになります。いつもの料理にアクセントを与えてくれる名脇役、ぜひご家庭の一皿に加えてみませんか。

株式会社時計塔フーズ:広島県尾道市向東町787

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